※本記事には広告を含みます。
子供新聞(小学生新聞)とは、その名のとおり、小学生向けに発行されている新聞のこと。
我が家は、ある日息子が
子供新聞を読みたい
と言ってきたのがきっかけとなり、子供新聞の大手3紙を試読しました。
- 読売KODOMO新聞
- 朝日小学生新聞
- 毎日小学生新聞
この記事では子供新聞3紙の特徴や向いているご家庭、試読の方法などを紹介します。
子供新聞とは
子供新聞は主に小学生向けの新聞で、小学生でも分かりやすく、読みやすい文面で書かれています。
漢字はふりがなが付き、用語の解説なども載っています。
ニュースやエンタメ、学習コンテンツなどがイラストや写真と一緒に載っており、視覚的にも興味を引く工夫がされています。
また、子供新聞を読むことで、以下のことが期待できます。
- 読解力・語彙力の向上
- 社会問題への関心が身につく
- 知的好奇心が育つ
特に中学受験を考えているお子さんには、受験対策としてもお勧めです。
3紙(読売・朝日・毎日)の概要
人気の子供新聞は以下3紙。
- 読売KODOMO新聞
- 朝日小学生新聞
- 毎日小学生新聞
発行頻度や金額は、以下の通り。
読売KODOMO新聞 | 朝日小学生新聞 | 毎日小学生新聞 | |
発行元 | 読売新聞東京本社 | 朝日学生新聞社 | 毎日新聞社 |
発行頻度 | 週刊 (毎週木曜) | 日刊 | 日刊 |
ページ数 | 20ページ | 8ページ | 8ページ ※土のみ12ページ |
月額(税込) | 550円 | 2,100円 | 1,750円 |
大きさ | タブロイド判 | ブランケット判 | タブロイド判 |
週刊か日刊か、ページ数や月額などそれぞれに特徴がありますが、気になるのは紙面ですよね。
以下で、紙面の特徴について私なりにまとめました。
紙面の特徴
紙面については、それぞれ以下のような特徴があります。
- 読売KODOMO新聞
- イラスト多めで、雑誌のように気軽に読める
- 朝日小学生新聞
- ニュースから学習コンテンツまで、中学受験するならこちら
- 毎日小学生新聞
- 時事ニュースに強く、読み応えある記事が充実
読売KODOMO新聞:雑誌のような気軽さ
- 発行頻度:週に1度(木曜日)
- ページ数:20P
- 新聞の大きさ:タブロイド伴(通常の新聞紙の半分の大きさ)
発行部数が3社の中でも一番多く、人気の新聞です。
20ページとボリュームがありますが、イラストや写真が多く子供の目を引くような工夫がされています。
エンタメ記事が多めな印象ですが、1週間の主要ニュースを背景から解説してくれている記事もあり、時事ニュースにも強くなれます。
四谷大塚やAEON KIDSの学習コンテンツも用意されています。
お友達はこちらを購読中。コナンのページがお気に入りだそうです。
親しみやすい紙面なので、新聞に読み慣れていない、低学年のお子さんでも楽しく読めるのが魅力。
週に1回の発行なので、毎日読む時間がないような忙しい場合にも最適です。
- 気軽にニュースや活字に触れさせたい
- 低学年の子供に読ませたい
- 毎日読む時間がない
▽申し込みサイトはこちら
読売KODOMO新聞朝日小学生新聞:中学受験の味方
- 発行頻度:毎日
- ページ数:8P
- 新聞の大きさ:ブランケット判(通常の新聞紙の大きさ)
毎年多くの中学校でこちらの記事が入試に使われていることもあり、中学受験を考えている小学校高学年のお子さんに人気です。
学習コーナーが充実しており、趣味やスポーツ、歴史など幅広く取り扱っています。
マンガやパズル問題などもあり、飽きずに読むことが出来ます。
ただ、文章は少々固めなので、ある程度活字慣れしているお子さん向き。
ページ数は8ページと少なく広告も多めですが、通常の新聞紙と同様の大きさなので情報量はそれなりにあります。
時事ニュースも適度に盛り込まれているので、色々な記事をバランスよく読みたいというお子さんにお勧めです。
- 中学受験を考えている
- 毎日読む時間がある
- 様々なジャンルの記事を読ませたい
▽申し込みサイトはこちら
朝日小学生新聞・朝日中高生新聞毎日小学生新聞:読みごたえあり
- 発行頻度:毎日
- ページ数:8P(土曜日は12ページ)
- 新聞の大きさ:タブロイド判(通常の新聞紙の半分の大きさ)
毎日小学生新聞は、1936年創刊。 日本で最も歴史のある小学生新聞です。
基本8ページですが、土曜日は12ページになります。
ニュースや読み物が多く、大人向けの新聞に一番近い印象。
3紙の中ではレイアウトが一番シンプルで、イラストよりも文字が多く読みごたえがあります。
タブロイド判のため、子供が手にもって読みやすい大きさ。
活字に慣れており、文章を読むことが好きなお子さんにおすすめです。
- 時事ニュースなど、社会の出来事に興味を持ってもらいたい
- 語彙力・読解力を鍛えたい
- 毎日読む時間がある
試し読みの方法
ここまで各社の特徴を記載してきましたが、百聞は一見に如かず。
お子さんの好みを確認するためにも、実際に試し読みした上で決めることをお勧めします。
各紙の試し読みの方法は色々あります。
- 試し読み(無料)を申し込む
- HP上で試し読みをする
- 図書館に置いてあるものを読む
個人的には、確実に読める「試し読みを申し込む」ことをお勧めします。
3社とも、申し込めば無料での試し読みが可能です。
読売KODOMO新聞
申し込み時、「読売ID」を登録する必要があります。
申し込み後、すぐに近くの読売新聞販売店から電話があり、翌日最新号が届きました。
朝日小学生新聞
申し込み時、朝日小学生新聞社の「マイページ登録」が必要です。
申し込みの5日後に、3日分の新聞が封筒に入ってポストに届きました。
毎日小学生新聞
申し込みの際に、「試読開始日」を登録します。
届き始めてから1週間毎日届くので、購読している気分も味わえます。
【番外編】朝日小学生新聞は楽天、Amazon、ヤフーショッピングでも購読できる
実は、朝日小学生新聞は楽天、Amazon、ヤフーショッピングでも購読が可能。
3か月、6か月、12か月があります。
会員登録の必要はなく、解約の手続きも不要なので、期間限定で読みたいという方にお勧め。
なお、お届けはASA(朝日新聞販売所)からで、通常の朝の配達となります。
試読時の読み方
子供が新聞に関心をもってくれるか不安
という方もいらっしゃるかと思います。
新聞は読み始めが肝心で、最初のほうに興味関心を持ってもらえないと、だんだん読まなくなってしまう可能性があります。
我が家ではそうならないように、試読の段階から以下のような工夫をしていました。
一緒に音読して読む
少し読むのが難しそうな記事があれば、親が音読して読み聞かせるようにしていました。
内容が高度なものでも、声に出して読んであげることで理解しやすくなります。
新聞自体に興味がないお子さんにも、音読は良い方法です
感想を聞く
今日読んだ記事の中で、どれが一番面白かったか、印象に残ったかを聞くようにしていました。
これは今でもしています
感想文の練習にもなりますし、子供の興味・関心がどこにあるのかを知ることもできます。
子供に質問する
私自身が見出しを見て気になった記事について、
これはどういうことが書いてあったの?
と、教えてほしいという姿勢で質問します。
〇〇が、△△になったっていうことだよ
と、自分なりに理解した内容を教えてくれるので、要約の良い練習にもなりました。
まとめ
3社の新聞を読んでみて、最終的に息子が気にいったのは朝日小学生新聞でした。
毎日読めるし、内容が面白い
ことが決め手だったようです。
親としては、
読売KODOMO新聞が子供受けしそう
と思っていたので意外でした。
息子にとって、「毎日読める」というのが大きな決め手だったようです。
また、文字ばかりではなく、マンガやクイズなどもあるので、飽きずに毎日読んでいます。
新聞を読み始めて以前よりも世の中の出来事に関心を持つようになり、テレビでもニュース番組を好んで見るようになりました。
子供新聞を購読しようか悩んでいる方は、一度試読して比較してみることをお勧めします!
子供新聞をきっかけに、お子さんの興味の幅が広がるかもしれません