2024年前期日程で、保育士資格の筆記試験を受け一発合格できました。
これから初めて保育士試験を受験するという方へ、当日の流れが分かるようなるべく詳細に記載します。
全9科目を、2日間で受けてきました。
筆記試験の時間割
今回受験した保育士試験の時間割は以下の通り。
試験日 | 試験科目 | 時間 |
4月20日(土) | 保育の心理学 | 11:00~12:00 |
保育原理 | 13:00~14:00 | |
子ども家庭福祉 | 14:30~15:30 | |
社会福祉 | 16:00~17:00 | |
4月21日(日) | 教育原理 | 10:00~10:30 |
社会的養護 | 11:00~11:30 | |
子どもの保健 | 12:00~13:00 | |
子どもの食と栄養 | 14:00~15:00 | |
保育実習理論 | 15:30~16:30 |
1日目は4科目、2日目は5科目ありました。
試験会場到着まで
試験1日目は10時から、2日目は9時から試験会場へ入室可能だったので、その時間の到着を目指して家を出ました。
朝の移動
初めて行く会場だったので、時間に余裕をもって家を出るよう心掛けました。
乗りなれない電車で緊張しましたが、電車の中ではYouTubeで保育士試験問題を聞いて過ごしました。
試験会場到着
試験会場は大学。駅から徒歩5分程度で特に迷うことなく着けました!
駅から多くの方が大学に向けて歩いていて、安心感もありました
入室可能時間よりも少し早く到着したため、椅子や机がある中庭で会場が開くまで勉強していました。
試験会場での開始までの過ごし方
試験会場入り
入室可能時間に会場入り。
受験番号が机に貼られているので、受験票の受験番号を確認し、席に着きました。
自席についたら、机に
- 受験票
- 鉛筆2本
- シャーペン1本
- 消しゴム2個
- 腕時計
を置き、開始まで自席で勉強していました。
最後のテキスト確認時間。ひたすらキーワード暗記の時間に充てました。
開始10分前
10分前になると、試験監督の方から試験に関する案内があります。
この時間からはテキストは鞄にしまいます
- 机には、受験票・筆記用具・腕時計だけを出す
- 鞄は椅子の下にしまう
- 飲食はこれから禁止
- 開始から30分経過までは途中退席禁止(30分~55分までは退席可能)
など
一通り説明が終わったら、答案用紙(マークシート)と問題用紙が配布されます。
答案用紙にあらかじめ印刷してある試験番号やカナ氏名に間違いがないか確認します。
そして、以下のように指示があります。
- 答案用紙に漢字氏名を記入する
- 問題用紙をざっと開いて「所定の問題数あるか」「印刷ミスがないか」の確認をする
あとは「開始の指示」を待つだけです。
この時間が一番緊張しましたが、
- 数科目落としても半年後にリベンジできる
- これまで頑張ったんだから大丈夫
と自分に言い聞かせ、なるべくリラックスを心がけました。
深呼吸して落ち着きましょう
試験開始の合図
試験監督の手元の時計が時間になったら、「開始してください」の合図があります。
一斉に問題用紙をめくる音が聞こえますが、落ち着いて、解答を始めます。
試験開始後
本人確認
試験開始後、順に試験監督の方が席をまわり、事前に提出している顔写真との照合が始まります。
試験監督の方が来たら、顔を上げて見せるようにします。
途中退室
試験時間が1時間の科目では、開始後30分~終了5分前までは途中退室が可能です。
私は各日最後の科目以外、開始後35分には退席し、次の試験に向けテキスト確認をしていました。
1時間の科目は以下のような時間配分で進めました。
- 1問目から一通り回答:15分
- 分からなかった問題をじっくり解く:5分
- 全問見直し(問題文を隅々まで確認):10分
- マークシートと問題用紙の解答が合っているか確認:5分
時間に余裕があるときは、正しい解答を問題用紙に書き込んだりして、自信をもって解答するようにしていました。
問題用紙は書き込み・持ち帰りOK
保育士試験は
- 問題用紙に書き込みOK
- 問題用紙の持ち帰りOK
です。
そのため、各科目において、
- どうしても覚えられないキーワードは、試験開始とともに問題用紙にとりあえず書き込む
- コード(保育実習理論)は、鍵盤の絵を問題用紙に書き込み確認する
など、対策をしていました。
その他(お昼ごはん・お手洗いなど)
お昼ごはんは事前に買っておくべき
近くに飲食店や売店があっても、混雑していると時間のロスになるため、事前にお弁当やおにぎりを買っておくことをお勧めします。
私は地元のコンビニで買ってから向かいました
空き時間、お腹が減ったら食べながら勉強することもできるので時間を有効活用できます。
トイレの混雑には要注意!
保育士試験の受験者は女性が大半です。
そのため、女子トイレは常に行列!
私は試験の合間に毎回トイレに行っていたのですが、いつも数分並びました。
この時間もったいない…
と感じたので、テキストを開きながら並ぶことをお勧めします!
自習室はいつも満席
空き時間に何度か覗いてみましたが、自習室は常に満席でした。
幸い、試験の日はお天気が良かったため中庭で過ごせましたが、雨の日だと席取りが大変そうです。
試験会場は余裕あり
私の会場は大学の小さめの教室でした。
机と椅子がぎっしり設置されていましたが、数科目だけ受けに来る方も多かったため、教室には余裕がありました。
私のように毎回受けていたのは座席数の1/5程度。
前後左右を気にすることなく、集中して受けることができました
ただ、ニコイチと言われる「教育原理」と「社会的養護」の時間が一気に人数が増えました。
まとめ
初めての受験でとても緊張していましたが、1科目終われば流れがつかめて、徐々に緊張は解けていきました。
ただ、2日間連続での受験は想像以上にハード。
1日目が終わった時点で、どっと疲れが出ました。
前日は焦る気持ちで勉強を深夜までしたくなるかもしれませんが、しっかり寝て、万全の体調で挑みましょう。
この試験は、気力・体力との勝負!
事前に、流れを把握し、心構えをしておくだけでも全然違います。
また、「絶対に1発合格する」などと意気込んでいると緊張しすぎて追い込まれる可能性もあります。
保育士試験は3年間猶予がありますので、今回は何科目か合格すればOKという心持ちで挑んだ方が緊張せずに受けられると思います。
これから受けられる方、準備万端でがんばってください。