【保育士試験・実技】当日の流れと過ごし方(2024前期体験談)

保育士試験【実技】当日の流れと過ごし方

2024年前期に保育士資格の実技試験を受け、一発合格できました。

この記事では、実技試験当日の流れや過ごし方について、私の経験談をご紹介します。

私は「造形」と「言語」を選択しました。

これから挑戦する方は、事前に流れを理解しておくと心に余裕を持って迎えらると思います。

目次

実技試験の時間割

実技試験は1日程のみの開催。当日、どのような時間割で進むのか気になりますよね。

受験票は開始と終了時間だけ記載

事前に送付される受験票には、

  • ガイダンスの開始時刻
  • 最終受験者終了予定時刻

だけが記載してあります。

ガイダンスは、受験者全員に向けて一斉に行われます

私の受験票には、

  • ガイダンス開始時刻:9時00分
  • 最終受験者終了予定時刻:15時32分

と記載がありました。

当日まで、自分が何時に終了するのか分からないので、「最終受験者終了予定時刻」まで時間を空けておく必要があります。

詳細な時間は当日発表

当日朝のガイダンスで、受験者ごとに開始時間が書かれている紙が渡されます。

紙には、以下のような記載があります。

受験者番号造形音楽言語
教室開始時間教室開始時間教室開始時間
〇〇〇19:45913:33
△△△211:00411:57
◇◇◇29:45214:45

全員同じものが配られるため、受験者名の記載はなく「受験者番号」で記載されます。

  • 「造形」:面接形式ではないので、一斉に開始。
  • 「音楽」「言語」:一人ひとり開始時間が異なる。

実施形態が違うので、こういうスケジュールにならざるを得ないんですね。

最終の時間に割り当てられた方は15時半まで待つことになるので、長い闘いです。

私は空き時間が4時間ありました

ガイダンス開始まで

ガイダンス開始の30分前から会場入りができるので、8時半到着を目指しました。

試験会場へは余裕を持って

初めて行く会場(大学)だったので、時間に余裕をもって家を出るよう心掛けました。

公共交通機関の遅れでの遅刻でも特に配慮はないので、要注意。

乗りなれない電車で緊張しましたが、電車の中では言語の台本を読んで過ごしました。

最寄り駅から徒歩5分で、特に迷うことなく到着。

駅から多くの方が大学に向けて歩いていました

会場である大学の入り口にはすでに大勢の人が開場を待っており、8時半になると係員の方が誘導し、少数ずつ会場入りしました。

ガイダンス開始までの過ごし方

ガイダンス会場は、以下のような状況でした。

  • 席の指定はなし
  • 到着した人から教室へ入る
  • ガイダンス用紙が置いてある席に座る

ガイダンス用の教室はいくつか用意されていましたが、受験生がびっしり座っていました。

皆さんテキストを見たりしながら、静かにガイダンス時間まで過ごしていました。

ガイダンス内容

ガイダンス時間の9時になると、係員の方が用紙に沿って当日の流れや注意事項などの説明が始まりました。

ただ、長々とは説明せず数分で終了。

細かなことは用紙に記載があるので、重要な点だけ口頭で伝えた、という印象です。

ちなみに、試験時間の間に使える休憩室も用意されていますが、発声は禁止、音も出してはいけないとのことでした。

造形試験の受験

造形試験は、ガイダンス終了後の9時45分開始でした。

試験の説明があるので、10分前には自席に着席することが必要です。

ガイダンスが終わり、すぐにお手洗いへ行ってから試験室へ向かいました。

教室は3人掛けの机の両端に2人が座る配置で、私の席は右端。

席につくとすぐに必要な道具(色鉛筆・鉛筆・消しゴム等)をセットしました。

ただここで、ちょっと困ったことが…

自宅で造形練習をしていた時は「右側」に色鉛筆を置いていたのですが、当日は右端の席のため色鉛筆を置くスペースがない!!

仕方なく、左側に色鉛筆を置きました。

右側に色鉛筆を置けるとも限らないので、左側にも置いて練習すると安心です。

お題は、「保育室内で空き箱などを使って遊ぶ様子」。

ここ数回の試験での「子供の動作の細かな指定」がなく拍子抜けするとともに、自由度が高くて難しいと感じました。

下書きに少し時間を取ってしまい、終了5分前で床が塗れていない。

焦って適当な塗り方になってしまいましたが、なんとか全体を塗り終えて終了できました。

左側に色鉛筆があるという慣れない動線に少し戸惑いましたが、なんとかやり切りました。

待ち時間の過ごし方

「造形」が終わると、次の「言語」試験まで4時間ほど空き時間が出来ました。

リフレッシュもかねて近くのショッピングセンターへ。

マックのコーヒーとアップルパイを食べながら、言語の練習をしました。

周囲に聞こえないほどの小声で何度もくりかえし練習

そして、試験時間の1時間前には会場へ戻り、校内の廊下にある椅子へ腰かけました。

再度、周囲に聞こえないほどの小声で最終練習。緊張が高まっていきましたが、何度も心の中で

今回ダメでも次があるさ

と唱え、自分を落ち着かせました。

一度外に出ると気分転換が出来て良かったです。自宅が近い場合は一度帰宅するのも良いですね。

言語試験の受験

言語試験は、開始時間の20分前には指定された待機室で待機しないといけません。

時間になると名前を呼ばれ、試験会場となる小さめの教室まで誘導されます。

私の時は、2人まとめて連れていかれました。

教室の前に設置された椅子に座っていると緊張がMAXに。

待っている間、受験中の方の声が聞こえてきますが、聞かずに自分に集中しましょう。

順番が来ると、案内の方が声をかけてくださいます。ドアをノックをして、「失礼します」と入室。

試験官の方が2名座っていました。

荷物を荷物置きに置くよう指示がありますので、試験カードのみ持ち、椅子の横に立ちます。

お名前を言ってください

〇〇です、よろしくお願いします。

シールを持ってきてください。

受験票に貼ってあるシールを、試験官の方へ渡します。

椅子に掛けてください。

言われるがまま、椅子に腰かけました。

準備はいいですか?タイマーが開始したら初めてください。

タイマーの音がピッとなり、話し始めました。

私は座る予定にしていたので良かったですが、立って受けたい方はタイマーが押される前に立つことを伝える方が良いと思います。

3分のタイマーがなったのは、「幸せに暮らしましたとさ」のところ。

最後の「おしまい」が言えませんでしたが、お話の内容はすべて入れることが出来ました。

終了です

と言われたら、すぐに

ありがとうございました

と言って、荷物を持って退室しました。

私が心がけたことは、以下。

  • 笑顔
  • 大き目の声
  • 試験中は子供たちの方向だけを見るようにする(視界には面接官の方が入ってきますが、気にしないこと)
  • なるべくゆっくり話す

心がけていただけで、実際に出来たかは分かりませんが、終わった瞬間は解放感でいっぱいでした!

まとめ

これまで頑張ったことを、この日で全て出し切れば、あとは結果を待つのみ。

がんばった自分へのご褒美で美味しいデザートを食べて帰りました。

約1か月後、合格をいただけ本当にうれしかったです。

これから挑戦する皆さんも、終わったら何を食べようかな、など楽しいことを考えながら、なるべくリラックスして挑んでくださいね。

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