【50問テスト】漢字が苦手な小学生が合格点を取る勉強法

漢字50問テストの勉強法

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  • 漢字50問テストになかなか合格できない
  • 漢字を繰り返し書いて練習しているのに、全然覚えられない

と、お子さんの漢字で悩んでいませんか?

小学3年生の息子も漢字が大の苦手で、初めての50問テストでは合格点に達せず、何度も再テストを受けました。

しかし、これまでと異なる勉強法をしてみたところ、次の50問テストでは一発合格!

この記事では、漢字が苦手な子供を50問テスト合格へと導く勉強法をご紹介します。

結論としては、「頻繁に漢字を思い出す機会を与える」だけ。

そして、皆さんにお勧めしたいのが、「ホワイトボードの活用」です。

なお、漢字に関して、息子には以下のような傾向があります。

息子の傾向
  • 漢字の形が思い出せない
  • 漢字の読みはできる
  • 漢字を繰り返し書く「反復練習」が嫌い
  • 文字を書くことに対して「めんどくさい」という気持ちが強い
  • 自発的に勉強しない

お子さんに似たような傾向があれば、一度この勉強法を試してみてはいかがでしょうか?

目次

【テスト7日前】現状を把握する

息子の学校では、50問テストの一週間前くらいに実際のテストと同じプリントが配られます。

自宅学習でまずやることは、現時点でいくつ書けるか(何点取れるか)の確認

特に練習もせずまっさらな状態で、一度家でテストを実施するのです。

不正解だった漢字はその場で一緒に確認し、翌日からは書けなかった漢字を中心に練習していきます。

漢字プリント

50問テストのプリントは、何度も使えるように何も書いていない状態で、5枚くらいコピーしておくことをお勧めします。

息子の結果は100点満点中48点…。

  • 全く書けない・部首の間違い・送り仮名の間違いなどで✖(-2点)が20問
  • 突き出るところが出ていないなどで△(ー1点)が12問

なかなか厳しいスタートでした。

【テスト6日前~】不正解だった漢字を朝・晩書く

翌日からは、以下の方法で前日不正解だった漢字を書けるようにしていきます。

  • 朝:前日不正解だった漢字を書けるかチェック。そこで不正解だった漢字を2回練習。
  • 晩:朝に間違えた漢字を書けるかチェック。そこで不正解だった漢字を2回練習。

上記を、不正解の漢字がなくなるまで続けるだけ。

朝晩の2回は必須にして、それ以外で隙間時間があればこの流れを繰り返します。

間違えた漢字を10文字ずつ書くなどの反復練習はせず、代わりに1日に2回以上、漢字を思い出す時間を作ることを徹底することが大切です。

反復練習は書くことが目的となり息子には効果が薄いため、間違えた漢字は2回書くだけに抑えました。

おすすめの道具~毎日の練習にはホワイトボードを活用~

今回の勉強法でとても役に立ったのがホワイトボード。

漢字を書くには通常、「机に座って、鉛筆をもって、紙に字をかく」という行為が伴うため少し手間がかかります。

めんどくさがりな息子には向かない

そのため、我が家ではホワイトボードを導入。

リビングの一角に、「壁に貼るタイプのホワイトボード」を子供の目線に合わせて貼りました。

壁に貼るホワイトボード

※壁と区別するため、マスキングテープで境界線を作っています。

貼るホワイトボードの良いところは、

  • 立ったまま書ける
  • 間違えてもサッと消せる
  • 書いている様子が確認しやすい

という点です。

実家にあったホワイトボードで子供たちが楽しそうに絵を描いているのを見て、「これがあれば、ちょっとした隙間時間にも字を書けのではないか」と思い、導入しました。

これが大正解!

朝の少しの時間でも、「漢字書いてみて~」と言うと、立ったままさらさらっと漢字を書いてくれます。

親としても、イレイザーで正解した漢字だけを消していくだけなので、とっても楽。

鉛筆で紙に書くことも大事ですが、「頻繁に書くこと」を重視していたので、紙に書く作業よりも工程が少ないホワイトボードが親子ともストレスなく続けられました。

壁に貼る場所がない場合は、小さな手元で書けるタイプのホワイトボードもおすすめ。ダイソー などの百均でも購入可能です。

漢字の教え方~3つのポイント~

不正解だった漢字をなくしていく段階では、

  • 漢字に対する自信を持たせる
  • 理解しながら確実に覚える

を意識して、以下3点を心がけました。

とめ・はね・はらいを細かく注意しない

「漢字は見本の通り綺麗に書かないといけない」と思い込んでいた私。以前は「とめ・はね・はらい」までしっかりと指摘していました。

しかし、「やっと漢字の形を覚えてきた」というときに細かな部分まで指摘されると、漢字が苦手な子供は更に漢字嫌いになるもの。

息子も例外ではなく、いつも指摘するとだるそ~にしていました。

そこで考えを改め、最初は綺麗にとめ・はね・はらいができていなくても、形として合っていれば、

よくかけたね。ここはきちんとはらうと更に良いよ!

と伝えるようにしました。

とめ・はね・はらいは先生によって〇△✖が異なりますが、特に意識しておきたいところだけはしっかり書けるように何度も言いました。

昨日書けなかった漢字が今日書けたらほめる

大人から見れば当たり前のことも、子供にとっては大きなことだったりしますよね。

昨日書けなかった漢字が今日かけたら、それは大きな成長

たくさんほめて、本人のやる気もアップさせましょう。

今日はこんなに書けた、すごい!

息子は、漢字の点数が低く「自分は漢字ができないんだ」と自信をなくし、更に書けない状況に陥っていたと思います。

「自分はやればできる」と思わせることが、自信につながり、覚えるスピードも上がったように感じます。

漢字の成り立ちや部首の意味を教える

なんとなく漢字は思い出せるけど、一部分間違えてしまう、ということも多くあった息子。

漢字にはどういう意味があり、どういった成り立ちでこのような漢字になったのかを説明し、理解しながら覚えると書けるようになりました。

例えば、「親」と「新」をよく書き間違えていたので、「パパやママの親は、『木の上に立って見てる』とイメージしてね」と教えました。

また、部首についても軽く説明。例えば「水に関連する漢字には『さんずい』が入っているよ」などを伝えます。

それを理解していると、「海」「泳」などもスッと覚えることができます。

【テスト4日前~】50問テストを毎日実施

テスト4日前になったら、50問テストを毎日実施します。

ここでコピーしておいたプリントが活躍します!

そこで間違えた漢字は完全に覚えるまで、更に頻度をあげてこまめに書く機会を設けましょう。

ホワイトボードで漢字練習

なお、連日50問テストをしていると、「昨日は書けていた漢字が、翌日は書けない」ということがあります。

「翌日は書けない漢字」はしっかりと覚えきれていない漢字なので、連日50問テストをするのが大切です。

息子の点数の推移は以下でした。

  • 1回目:58点
  • 2回目:73点
  • 3回目:86点
  • 4回目:90点

回を重ねるごとに着実に点数は伸びて、かなり成長しました!

【テスト当日の朝】前向きな言葉がけ

当日の朝は、特に苦手な漢字を一緒に確認するだけ。

これだけやったんだから、大丈夫!

と子供に自信を持たせ、送り出しましょう。

息子の50問テスト本番の結果は94点。一発合格でした。

全く書けていない漢字は一つもなく、これまでと比べれば上出来!

今回のテストは90点以上が合格ラインで、クラスの半数以下しか合格できなかったようです。

「漢字が苦手」と自分で言っていた息子でしたが、一発合格できたことで自信につながり、以前よりも漢字に前向きに取り組むようになりました。

【テスト終了後】50問テストが終わっても毎日の継続を

50問テストが終わると親も子供もホッとして一休み…となりそうですが、漢字は継続が大事

特に、漢字を苦手としている子供はほっとくとまた漢字から遠ざかっていきます。

50問テスト以外にも定期的に漢字10問テストがあるので、我が家では習った漢字は毎日ホワイトボードで書くようにしています。

そのおかげか、10問テストでも毎回100点や90点をもらってくるようになりました。

漢字を習う度に定着できれば、50問テストもあまり苦労せず取り組めるようになりますよ

まとめ

小学校では、漢字の反復練習が基本となり、全員同じ教え方です。

その教え方が子供に合っていれば良いのですが、息子のように苦労するケースも多いと思います。

今回、息子の性格に合わせて色々と工夫をして、一定の効果が得られました。

  • めんどくさがり
    →すぐに書けるホワイトボードを使う
  • すぐに漢字を忘れる
    →隙間時間があればとにかく書く

特に小学校低学年までは、親が子供に合わせた方法で、

  • 根気強く付き合う
  • 少しでも成長を感じたらほめる

ことも大切だとわかりました。

息子が2年生のころまで仕事が忙しく、子供の勉強を後回しにしていた私。

1年生からちゃんと漢字を見てあげてればもっと違ったかも…

と正直後悔していますが、これから頑張ります。

皆さんも、お子さんの性格に合わせて「漢字が苦手」を克服していきましょう!

小学生新聞は漢字に触れる機会を増やすことができるので、お勧めです。

フリガナもふってあるのでまだ習っていない漢字に触れる良い機会にもなります。

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