※このページには広告が含まれています。
公文に通っていると大変なのが、毎日の宿題。
宿題を嫌がって、なかなか取り掛からないお子さんに悩んでいませんか?
私の周りでも、
最初は楽しんで取り組んでいたのに、最近は宿題を嫌がるようになった
毎日宿題やらせるのに疲れた
と悩む声をたくさん聞きます。
我が家も例外ではなく、公文の宿題をしない息子に毎日イライラしていました。
子供にとっても親にとってもストレスであれば「公文はもう辞めたほうがいいのかな…」と悩みますよね。
この記事では、公文の宿題を嫌がる子供の対処法を4つご紹介します。
我が家で実践して効果があったものばかりなので、公文を辞める決断をする前にぜひ試してみてください。
公文の宿題をやらない理由
そもそも、子供はなぜ公文の宿題を嫌がっているのでしょう。息子の場合、理由は2点でした。
- 宿題の量が多い
- 問題が単調で集中力が続かない
宿題の量が多い
教室の先生にもよりますが、公文の宿題は1教科につき1日5~10枚。
息子は2教科(国語と算数)で、1教科につき10枚、合計20枚。両面あると考えると大人でも量が多く感じます。
また、小学生になると学校の宿題も追加され、1日としての宿題量は増加。
勉強があまり好きではない息子は、目の前に積まれたプリントの山を見て
は~…
とため息をついていました。
平日は学童に通っていたので、帰宅してから寝るまでの限られた時間に多くの宿題をしなくてはいけません。
宿題に時間が取られ、テレビやゲームの時間が減ることにも不満が募っていました。
単調で集中力が続かない
公文の算数は計算問題がメインで、ただひたすら計算をこなしていきます。
また、息子の通っていた教室の先生は繰り返しを多くさせる方針で、同じプリントが何度も出されていました。
同じような問題をずっと解いていくので、息子は
これ前にもやったやつだ。つまんない
と、単調な問題にあきていました。
また、宿題途中に残りのプリント数を見て
あと5枚もある~
と嘆き、手が止まってしまうこともしばしば。
トイレに逃げたり、そのあたりをウロウロしてみたり、あらゆる手を使い公文の宿題から逃げようとしていました。
もともと集中力をつけさせたくて通うことにした公文ですが、問題が単調なこともあり集中力が続かなかったようです。
公文の宿題を嫌がらなくなる4つの方法
宿題の量が多かったり、集中力が続かない息子に対して、効果のあった方法を4つ紹介します。
- 1日の間に分割して取り組む
- 1日の量を減らす
- 科目を減らす
- 宿題する時間を決めさせる
1日の間に分割して取り組む
10枚のプリントを一気に解くには、集中力が必要です。
息子は集中力が続かないタイプで、すぐに気が散りあまり進まない。そして、そんな自分にイライラしている様子でした。
そのため、1日の間に分割して取り組むようにしました。
例えば、1日10枚のプリントが出ている場合、朝5枚・夜5枚と分割するのです。
息子も、
5枚ならできそう!
と前向きに取り組むようになりました。
1日の量を減らす
1日の分散でうまくいっていたはずが、少し経つとまた「宿題が嫌だ」と言い出した息子。
そこで、先生に相談し1日5枚に減らすことにしました。
減らした分だけ進度が遅くなりますが、本人の負担は減ります。
先取り学習を目標に通っているケース以外は、本人のペースに合わせて宿題の量を決めると負荷が少なく続けられると思います。
算数は苦手だから3枚にしてもらったよ
というお母さんもいたので、先生に一度相談してみるのをお勧めします。
科目を減らす
2科目以上やっている場合は、科目を減らすのも良い方法です。
息子は、年長から国語と算数の2科目で通っていました。
ただ、字を書くのも文章を読むのも苦手な息子は、2年生ごろから明らかに国語に対して拒否感を示すように。
ついには泣きながら、
もう公文やめたい
と言い出しました。
すぐに辞めるのはもったいないと思い、まずは国語を辞め、科目数を減らすことにしました。
先生には、
苦手だからこそ国語を残した方が良いですよ
と言われたのですが、
国語はもう嫌だ。だけど算数は続けたい
という子供の意志も尊重し、算数を残すことにしました。
科目を減らしたことで、算数だけに集中して取り組み、進度も早くなりました。
宿題する時間を子供に決めさせる
「早く宿題しなさい!」「テレビは宿題をしてから!」といつも怒鳴っていた私。
でも、いくら言ってもやる気にはならず、机に向かっても鉛筆を持たず、ぼーっとしていました。
そこで、「早く勉強しなさい!」から、
何時から宿題するの?
という問いかけに変えてみたところ、変化が。
じゃあ、あと10分テレビ見たら公文する
その宣言通り、10分間テレビを見たら、自らテレビを切って机に向かえるようになりました。
自分で時間を決めると、やらされているという感覚がなくなり、ストレスなく取り組めるようでした。
ちなみに…
我が家では、こちらのタイマーを活用しています。
中央のダイヤルを回して時間を調整し、時間が経つと「ピピピ」と教えてくれるもの。残り時間もパッと見てわかるので、子供も気に入っています。
また、私が何も声かけをしなくても取り組んだり、いつもより早く宿題が終わったりすると、
すごい!
とほめるようにしていました。
ほめられると、大人でも嬉しいですよね。
公文の宿題に関しては、
- 自分で決めて取り組ませる
- 出来ないことを責めるより、出来たことをほめる
を意識してみると、宿題に自ら取り組む姿勢が出てきて効果は絶大でした。
どうしてもダメなときは…思い切って公文を辞めるのもあり
色々と工夫しても公文の宿題を嫌がり、親子ともストレスになっている場合、思い切って公文を辞めてしまうのも選択肢の一つです。
周りの親御さんたちと話していても、公文は性格に合う・合わないがはっきりと表れるものです。
同じ問題を解くのが性格に合わないと、2か月で辞めたお友達もいました
「せっかく始めたんだから続けてほしい」という気持ちも分かりますが、本人のやる気がないと続けるのは難しく、効果が出ないものに時間やお金を使うのはもったいない。
公文以外にも学習カリキュラムはたくさんありますので、他の学習方法を検討してみるのもお勧めです。
公文と同様、教室へ通う形式であれば学研教室もあります。
学研教室/「自分で考える力」を育てる学習教室自宅で、好きな時間に学習したいのであれば、スマイルゼミがお勧めです。
スマイルゼミお子さんに合った学習方法が見つかるといいですね
まとめ
息子は小3の学習塾へ入塾したタイミングで公文を辞めました。
集中力を養わせたいという思いから公文を続けてきましたが、正直、同じ問題を解き続けるスタイルは息子には合っていなかったと感じています。
ただ、計算力は確かについており、塾や学校のテストでも計算ミスはほぼありません。
また、公文のおかげで学習習慣もついていたので、塾の宿題もあまり負担に感じずやっています。
公文の先生も親身になって相談に乗ってくださる良い先生でしたので、通っていたことに後悔はありません。
今宿題で悩んでいるお子さんも、少しの工夫で前向きに取り組めるようになるかもしれませんので、まずはお子さんに合った工夫をしてみてはいかがでしょうか。